目次
おまとめローンを利用するということでネットで調べてみると、フリーローンを使っておまとめローンの代わりにする方法も出てきます。
このフリーローンとは一体何でしょうか。
また、おまとめローンとの違いは一体どんなものでしょう。
ポイント1:利用目的に制限がない
ひとつは用途です。
フリーローンとは、その名の通りなんにでも使えるローンです。
このため、住宅を購入するのにも車を購入するのにも、旅行にも生活費の補填にも、遊びのためにでも使うことができます。
住宅や車などのローンの場合はだいたい専用のローンを使うことが多いのですが、そのようなローンに通らない場合にフリーローンを使うこともあります。
おまとめローンの場合は、これまで作ってきた無担保型の借金を一つにまとめるという用途にしか使えません。
これは特に他で借金をしていないと使えませんし、ローン会社や実施している銀行によっては、一定の条件を設定していることも多いのです。
ポイント2:比較的、審査に通過しやすい
次に審査が違います。
フリーローンの場合はとにかくほんとうに自由に使え、その分あまり難しくなく利用することができます。
この場合は用途も聞かれたりするのですが、それ以上にその人の信用度合いや収入などが重視されます。
おまとめローンの場合は少しだけ厳しめになっています。
これはどこから借金したのか、なぜお金を借りたのかというようなことも審査の対象になるためです。
この時、もしその人にお金を貸しても、おまとめの用途ではなく別の用途に使いそうならば審査落ちしてしまいます。
また、審査の時には同じく収入額や勤務先、信用度合いなどもチェックされます。
ポイント3:金利が高めに設定されている
金利もかなり違うでしょう。
フリーローンの場合、最高で15パーセント程度のことが多く、金利は非常に高めです。
金利を決めるのは与信枠がどのくらいあり、最大でどのくらい借りられるかということです。
借りられる上限額によって段階的に設定されており、その利率が適用されます。
多く借りられる人はその分信用度合いが高い人ということですから、利率を少し下げても大丈夫です。
また、法律で一定金額以上の場合は金利を下げるようにという指定もあります。
一方、おまとめローンの方はかなり安くなっていることも多いでしょう。
これは借入金額がそれなりになるために利率が下がるということです。
もちろん住宅ローンやオートローンなどと比べると高額ですが、消費者金融よりは安くなっています。
ポイント4:返済期間が短くなる
最後に、返済期間です。
おまとめすると毎月の返済額が減る傾向が強いのですが、その分返済期間はのびてしまいます。
このため、総支払額が多額になることもあります。
この場合、おまとめするときにローン会社に相談して、毎月の返済額とほぼ同じ金額を返済できるようにしましょう。
こうすると低い利率で返済期間が短くなり、利用するメリットが大きくなります。
フリーの方はその時次第ということが多いでしょう。
というのもこの形式の場合は返済を翌月一括にできる場合もあればリボ払いや分割払いにできることもあります。
とはいえおまとめ用途ならばだいたい分割やリボ払いで、支払いをすればかなりの割合で長引きます。
とはいえ、もし翌月一括払いができるのならそちらがいいでしょう。
繰り上げ返済の制度を利用して、早めに返済しましょう!
ちなみに、どちらのローンも同じく繰り上げ返済の制度があるところが多くなっています。
これは余裕があった時にお金を多めに返済するというもので、どちらの形にせよ余裕ができたら繰り上げて返済しておくと、金利としての支払額が減り、総支払額も減らすことができます。
ローンの返済にかなり有利になり、毎月の返済額が減ったり、完済までの期間が短くなるでしょう。
このため、どちらもできるだけ返済を早くしておき、しっかり返済するようにしましょう。